UP DATE : 05-05-06
INNOVATION DOCUMENT OF NEW CONCEPT SPIRIT TREMOL,TAILPIECE
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ATLANSIA
★
" SPIRIT" ★TAILPIECE
BRIDGE,TREMOLO ,BENDER
D-TUNER AND FINE TUNER
FOR 1-8 STRING BASS,GUITAR
INNONVATION DOCUMENT
ベース用ブリッジ、トレモロ、 チューナー、ベンダー “ SPIRIT ”テールピース 開発過程の記録
INNOVATION DOCUMENT OF NEW CONCEPT TAILPIECE,SPIRIT
UNDER CONSTRUCTION
★ FOR BASS ★ ★ FOR GUITAR ★
INNOVATION DOCUMENT OF NEW CONCEPT TAILPIECE,SPIRIT
CONCEPT OF THE BASS TAILPIECE
FOR 1 STRING〜8 STRING BASS
基本概念
●創造性、進展性があること。
●1弦から8弦までパーツの互換性
●高性能、高操作性
●耐久性、( 金属材料、ベアリングなどの選定)
●メカニックな機能美、( 美しい形態 )
●高生産性、( 製作方法に特殊性が無く、一般的で保守も容易であること )
●発展性、( 将来考えられる多弦化への発展性が設計上容易であること )
( 何といっても1弦から8弦までの展開がSPIRITの最大の魅力( 特徴 )かもしれません。)
●目標● 自分で考えられる最高のもの。?
IMAGE SKETCH
構想を練る過程ではスケッチ、細かい数値や、正確さが欲しい時、
構想が確定した時はCADを使用しています。途中過程では雑念も入り余計な落書きもあります。
★ 序 話 ★
夜のニュース番組が流れている。何時もと違い古館キャスターが、少し興奮した口調で、ライブドアとニッポン放送の
壮絶な買収合戦の状況をあの調子で放射している。私は黙々とA4のセクションペーパーにペンを走らせている。
この二つの情景を客観的に想像してみる。(その心は、、、、、。)
以前からやろうとしていたことに、ようやく時間が取れた。概ね構想が出来上がっていたので、紙の上に確認の為の
線を引いているようなものだ。しかし、実際描いていくうちに、ここはどうしよう、と不確かな部分が色々でてくる。
TVはいつの間にか筑紫哲也に変わっている。私は、布団にもぐり込んで、スケッチを続けてみるが、
いい案が無く、眠りに着く。さっきまで描いていたスケッチは、枕元の小さなライトが浮かび上がらせてくれている。
眼を開くと夜中でも直ぐ見られるようにだ。深夜、工場に駆け込まなくてもいいように持ち込んだ、
以前試作したテールピースやトレモロ類が枕元に散乱している。このことで何時も、掃除が出来ないと、
ある人から注意を受けている。そんな時、“ 大きな気持ちで男のロマンを理解して欲しい”
と便利な定番の言い訳セリフを吐く。殆どの場合、反論はない。ロマンという言葉には、特別な響きがあるようだ。
同じ内容を、“まあいいじゃねえかい、もうちこっと我慢してや”となると先ず、オクターブも高い声で、2〜3倍のセリフが返って来る。
( 皆様にも前者のセリフをお勧めしたい。効果あり。)
懸案部分については、明け方まで、うとうとしながら思案が続く。
いいアイディアが出ると、朝、フトンから抜け出す前に描きしるす。
外部に製作を依頼する場合は、正式な図面にしなければ
ならないが、自作の場合は、このスケッチのまま工場に持ち込み、製作開始だ。その昔、マツモク時代から試作をした場合、
出来上がった製品を見て、後から図面を描いていた。そのうちに、図面を描くのが面倒くさくて、
若い社員に任せ、逃げていた。その頃の癖が未だに抜けていないかもしれない。だが、これはもしかしたら、いい癖なのかもしれない。
昔の大工さんは図面無しで、家をどんどん建てたと聞く。
少年時代の思い出になるが、工業高校に入り、エンジニアになるのが夢だった時期がある。。
長いT定規を持って、白いYシャッツに黒いズボン姿の先輩たちに憧れたものだ。学生帽を皆ぴしっと被っていて、
チンピラっぽいものは殆どいなかった。
今、T定規を使う人はいなくなった。その後、ドラフターという製図機が出てきて、マツモク時代はそれを使っていた。
そして、コンピューター時代が到来し、CADなるものの出現で、パソコンが設計を支援してくれるようになった。CADはとても便利で、この仕事をずっとしてきた中で、
天からの最大の贈り物と思って、その存在に感謝している。と言うのは、製図台にちゃんと向かわなくとも図面が描ける。
私は、夜、フトンにもぐり込んで、ノート パソコンのマウスを右手に、図面を描くことが多い。
スケッチと違い、正確な寸法出しなど、算出したい場合はこれに限る。
寝そべって図面を描くようなけじめのない行為を、とても軽蔑する人が世の中にいることは知っている。
しかし。私にとっては、この時間が最高に充実した幸せな気持ちになれる時間なのだ
(ほっといてー)。 製図機だと、両手で作業をしなければならないが、このCADは片手で、しかも、横になって図面が描ける。
ドラフターでは、寝床には持ち込めない。そのようなことを考えると、
夢のような話だ。
誤字と説明不足を修正。(3/31)
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★先ずは材料の在庫確認だ。★
この中にお目当ての材はあるかなあ。プレート材は、カット材で購入すると結構高くなるので、
この中から適当な材料を探し、コンターマシーンでラフカットして、フルバックで整え、それから加工することにした。
★いよいよ製作だ。★ 旋盤、フライス盤作業の風景★
真鍮は切削油は殆ど必要ないので作業が楽だ。アルミ、鉄類は切削油が必要だ。作業中は油が飛び散るので、
衣類、手は直ぐに汚れる。私は木をいじっていない時は、何時も機械油の臭いがするようで、周囲から嫌われている。
気持がときめいている時は、そんなことは全然気にしない。勤勉に労働する人を象徴する臭いなのだ。
これが親父臭というものなのだ。雑音に負けるな! がんばれ! 初老クラフトマン!
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★BLOCK材の用意が出来たので、ハイトゲージで墨付けだ。★
金属関係の計測機メーカーでミツトヨという会社がある。世界的にも有名だ。私はずっとこのメーカーのものを使ってきた。
ハイトゲージが手元にあると、墨付けの時とても便利だ。床に落としたりしたら、先ず、終わりと考えた方がいい。とても精密なものだ。
大事に使っている。通常、ハイトゲージは鋳物で出来た定盤の上で使う。
この定盤はマツモク工業が閉鎖になるときに譲ってもらった。重さは500KGはあると思う。
当時、誰も見向きもしなかった代物だ。競争相手がいなく、私が手中に収めた。当時のことを思い出しながら
作業をすることが多い。(2005-03/25)
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★フライス盤等による加工の様子★
CENTER DRILL(右)、DRILL(中)、ENDMILL(左)
★加工が進んでいるパーツ類★(2005-03/31)
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( これはなんの関係があるんだろう?PAGEの間違いでは? )
白銀世界の初老暴走族?
ちょっと、気分転換。昨夜、雪が降ったので、今日は、ボードに行くことにした。新雪で滑るのは実に気分がいいものだ。
写真は、ヤナバスキー場の頂上から青木湖の眺望だ。湖の向こう側には青木湖スキー場、佐野坂スキー場など、白馬山麓には沢山の
スキー場がある。若い頃は、毎週のように出掛けていた。山麓の向こうには、北アルプスの峰峰がひかえている。
この写真からは残念だが、それらをよく見ることが出来ない。気分転換と言えども、リフトに揺られ、山々を見ながら、製作中のものの事を考えるのは、
とても充実した楽しい時間なのだ。今度はどのコースを滑ろうか、あそこのベアリングはどんなタイプにしようか、両方のことは交錯する。
山岳小説家、新田次郎の孤高の人に出てくる、加藤文太郎と言う登山家は,
夜の雪洞の中で、新しいエンジンの
構想がひらめいた。今日の自分、果たして、新たなインスピレーションに出会えるか?。
今から、40年ほど前になる。学生時代、大都会に生活していた。鉄とコンクリートの塊の街を離れた今、山々を見ながら、こうしていると、
信州に戻ってよかったと思う。決してこちらに好きな女性がいたわけではない。ほんとです!!。クラスで田舎に帰ったものは私だけだった。
無性に都会の喧騒から離れたかったのだ。あれからまた都会に戻りたいと思ったことは一度も無い。
大都会でギターデザイナー、クラフトマンを目指す青少年諸君!たまには、大自然に飛び込んでみょうよ。このおじさんのように。 2005-03/26
*BOARD用HARD BOOTSは最初ドイツのRAICHLEとやらを生意気にもはいていたが、
時々SKIもやるのでBOOTSを共有にしようとHEADのSKI用を少し改造してはいてみたが何ら問題なく、
むしろ具合が良くなったような気がする。
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さーて、また仕事だー 仕事だー!。
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ENDMILL 加工
エンドミルには色々なタイプがあって、形では先ず、スクエア タイプ、ボウルエンドミル、コーナーR エンドミル、ラフィング
エンドミルなどが主な所だが、あと、2枚刃、4枚刃、刃長のショート,ロング、材質がハイス、超硬、コーティングのいろいろなど様々だ。
最近では、工具屋さんが1本でも配達してくれるし、通販でも買えるようになった。
日本はこう言うものが充実しているから、とても助かるね。勿論、日本の工作機械も凄い。
これほど環境が整っている国も
少ない。後で出てくるベアリングもそうだ。精度といい、種類といい、
世界一だ。だから、いい工業製品がいろいろできるのだ。
先人が苦労して築き上げた、諸々を大事に、継承し、発展させて行きたいね、燃えよ!青少年諸君!。
( 燃える初老クラフトマンN.Hayashi )2005-04/04
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これは軍用ベースのPARTSか?かなりごついぞー!。
ムーバーの加工上がり。たしかにごつい。また後で修正か?
ベアリングの仮挿入。( 試験挿入 )
ムーバーにベアリングを挿入する。アーバープレスがないのでボール盤を利用して、ベアリングを圧入。
今回はローラータイプを使用、戻りはどうだろう。耐摩耗性はいいが、ちょっと戻り精度が心配だ。
日本には何千種類ものベアリングがある。小さな時計に使用するようなものから、発電所などで使う大きな
ものまで色々だ。その全てが、他国の追従を許さない凄いものばかりだ。どうして、
こんなに凄いものがこの国で出来る様になったか、何時か調べてみたい。
ベアリングの選定は先ず、どんなタイプにするか、次は軸径、それから細かい寸法チェック等だ。
日頃、ベアリングの資料集を見ておくと、何かの時に役に立つ。
2005-04/10
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さあ、メッキ前の総仕上げだ!。
右は孔のハンド 面取り。
中はサテンバフ仕上げ。(フラッシュを炊くと静止画像になるが、バフはぶんぶん回転している。
左は仕上がったパーツ類の面々だ。 2005-04/12
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さあ、次は初老のこの私と一緒に入浴だー!。キャー!。
“ ♪たとえどんなに汚れてい〜〜ても〜〜♪、♪俺にはお前が大事な〜〜んだあ〜〜♪。”
油で汚れたパーツ類は通常、洗い油で洗浄するが、私は自分が入浴する時に、彼らも一緒に入れて上げるのだ。
洗う時に、ついでに自分の手も綺麗になる。そして、目の前に展示しながら湯船につかり、彼らを眺める。
実に、充実の時間なのだ。この後、食卓に運ばれる。ビールを飲みながら、彼らと食事を取るのも実に気分のいい時間だ。
箸でPARTSを摘みあげて見たり、其の箸で、つまみを口に運んだりだ。たまには味噌汁の御わんに落とすこともある。
最悪は、カレーライスに落とした時だ。この後は寝室の枕元に運ばれる。「悩みが無く、ただ没頭してればいいんだから、
幸せな人ね。」とぶつぶつ言っている人が隣にいる。そのセリフを聴いてしまうと、雑念が入り、集中出来ず、辛いものを感じる。
もし逆の立場だったら、「 男の人ってたいへんねーえー。」と言って上げたいなあー。
そうすりゃあ、ネックレッスの一つも買って上げたくなる。でも、相手に多くを望んではいけないと誰かが言っていたっけ。
( 燃える初老クラフトマンN.Hayashi )2005-04/13
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さあ、仮組み上げだー!。
さあ、機能チェックだ。1弦用で試してみる。角材を用意し、そこに取り付け、弦を張ってみる。
@スプリングの強さがいまいちだ。A弦の装てんが難い。Bサイドプレートの大きさは、もう少し縮小できそうだ。
Cファインチューナーのつまみが小さい。Dやはりベアリングの戻りがいまいちだ。ED-チューナーの固定方法は良くない。しかし、
概ね行けそうだ。改良して、もう一度試してみることにした。
たとえ一発でうまく行かなくてもいい。挑戦していること、それは私にとって「素晴らしき日々。」 なのだ。
今日もありがとう。青少年諸君!目指していることに向かって頑張ろう!。( 燃える初老クラフトマンN.Hayashi )2005-04/16
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さあー、いよいよ組上げの準備だあー!
手直し、設計変更部分も完了して、コーティングに出していたものが帰ってきた。
今回、アルミ部分は、サンドブラスト*し、ブラックアルマイト*で仕上げてもらった。
残念だが、この部分は私の手に負えないので外作してもらった。
仕上がったパーツに彫刻機でATLANSIAとブランドを入れてみた。この彫刻機は古いもので、
40〜50年は経っていると思われる。メーカーに部品のことで電話してみたら、まだ健在の会社であることがわかって
ホッとした。
サンドブラストについて説明させていただくと、これは名前のとうりで、砂を製品(パーツ)に吹きかける。すると、表面が
梨地、つまり艶のない肌になる。どうしてこのようなことをするかというと、
@高品位な感じに上がること。おまけに、機械仕上がり面が少しラフでもいい。
つまり、手がかからない。ブライト仕上げだと、かなり入念にバフ仕上げをする必要がある。其の点楽だ。
A模様や文字を彫ったりも出来る、こんなところかな。
アルマイトについては、1924年(大正13年)日本でアルマイト加工技術が生まれた。
@表面に多孔質の酸化皮膜を作り、その皮膜をいろんな色で染色することが出来る。アルミニウムを陽極で電解し、
酸化させると多孔質の酸化皮膜が出来るのだ。
A他材料との接着性がアルマイト加工することにより増加する。
そうだ、大事なことを言い忘れる所だった。アルマイトで表面処理したパーツは導電性が悪い。
アースを取るときには表面を剥がし、アルミの表面から直接アースを取ることだ。
最終表面仕上げは化学研磨,電解研磨という処理をする。そうすると、輝きと言うか、光沢が少し出る。
私は何時もこの処理を依頼している。
高付加価値・ファッション性など、近代の消費者ニーズに応える製品、携帯電話、オーディオ製品
に多用されている。
詳しくはNETで勉強してみるといいと思う。なんといっても最高の百科事典だね,NETは。
アルマイト加工 (2005-04/20)
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さあー、いよいよ大詰めだあー!
ブリッジの部分(左)とムービングバーの部分(右)だ。これにサイドプレートをはめれば出来上がりだ。
このメカにはM4のキャップスクリュー L14(ALEN SCREW)が12本(1弦BASS用で)が使われる。出来るだけパーツの種類を少なくし、共通のものを使うことに
心掛けてみた。昔からこのアレンスクリューが好きだ。材質が硬いこと、
締めた時の信頼性などだ。締める相手の材に頭を沈めたその姿はとても
美的で好きだ。自作の工作機の殆どにこのネジを使ってきた。
航空機や自動車のモデル作りを趣味でやっている人にはお馴染みのものだ。スポーツ自転車(マウンテン バイクなど)
にも沢山つかわれているものだ。(2005-04/20)
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さあー、組み上げだあー!
( FOR 1 STRING BASS )
取りあえず、1弦ベース用から組み上げてみよう。心がわくわくする時だ。集中している時は耳に入らないのか、
誰かが呼んでも応えないようだ(笑)。
(2005-04/20) 拡大画像見られます。
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さあー、次は2弦ベース用の組み上げだあー!
( FOR 2 STRING BASS )
あまり一般的でない2弦ベース、、使用するベーシストは少ない。余分ものを省略し、
機能凝縮と言う意味で可能性に懸け製作。パーカッションとしても面白いと思うが、、、。
SPIRITを搭載し、更なる飛躍ができるか?。
(2005-04/22)
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さあー、次は3弦BASS用の組み上げだあー!
( FOR 3 STRING BASS )
省弦ベースはあまり一般的でなく、使用するベーシストは限られてしまうが、余分なものをそぎ落とし、
機能凝縮と言う意味で製作してきた経緯がる。それらのベースの機能向上に役に立てばと言う思いで、
今回敢えて製作してみた。先ずは踏み台になるものを作る事が大切と考える。(2005-04/24)
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さあー、次は4弦BASS用の組み上げだあー!
( FOR 4 STRING BASS )
だんだん風格が出てきたが、重量も出てきた。ステンレスのシャフトの部分を
一部、アルミニュームにしたりで、軽量化は可能だ。しかし、きゃしゃになリ、耐久性など無くなることも事実だ。
ステンレスの地金の色はクロームなどの冷たい光沢と違い、鈍い輝きで,ブラック アルマイトとのマッチングが
実に綺麗で、好きだ。(2005-04/25)
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さあー、次は5弦BASS用の組み上げだあー!
( FOR 5 STRING BASS )
ベースギターも何弦,何弦と弦の本数が多様化で、作る方は大変だが、それを弾くベーシストも大変ですねー。
弦が増えることでいいのは一体どなたですか?(2005-04/26)
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さあー、次は6弦BASS用の組み上げだあー!
( FOR 6 STRING BASS )
ここまで来ると、形態が一般に出回っているものと違って大きいので、これは一体なんだーっという感じがしてしまう。まだ、この上に7弦、8弦とあるが、、、。
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さあー、次は7弦ベース用の組み上げだあー!
( FOR 7 STRING BASS )
遂に、幅寸法が長手寸法を超えてしまった。
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さあー、次は8弦ベース用の組み上げだあー!
( FOR 8 STRING BASS )
やっと8弦用までたどり着いた。細かなところで改善の余地はあるが、機能拡張、発展の余地も
ありそうでだ。ハードウエアーを作っただけでは意味が発揮されない。これらを組み込んだ楽器を作り上げることだ。
また仕事が増えた。途中で放り出さず、一応形が出来上がったので、今夜は乾杯だ。!(2005-04/29)
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気分転換で上高地へ。
諸々の納期のことを気にしながら、この間の日曜日に、上高地に行ってしまった。新緑にはまだ早い季節だが、GWに入ってしまうと
行楽客でバスも混む。一足早めにと思い、大正池から歩き、田代池、
そして河童橋で昼食、其の後、明神池まで行ってみた。
昔見た老大木も倒れ、沼地に伏せるように朽ちて行く様子は、人間世界と重なり、複雑なさみしさを感じた。
そんな姿をカメラに収めたりしながら、大自然の中ですっかりリフレッシュ出来た。右写真は上高地梓川ほとりから見た焼岳だ。
この山には二度ほど登った。まだ立派な活火山だ。頂上付近は爆発のタイミングを狙うかのように、いたるところで水蒸気の煙を
噴出している。ここ上高地は安曇村だが、今年から松本市に合併になる。
我々松本市民に、思わぬ大きな観光資産が転がり込んできた。
そこでコマーシャルを一発!、“上高地に是非一度来ましょ、帰りには白骨温泉なんていいじーっ。”(松本弁(笑))(2005-04/28)
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手鏡使用
手鏡の使用方法には色々ある。使い方を誤った人もいたようだが、
工学の専門知識のない頃のこと、数値制御(NC)の工作機が欲しくて、東京晴海の工作機械展によく見に行った。
このページに登場しているフライス盤、旋盤もこの展示会で品定めして、購入を決定したものだ。
NC機械の金額は数千万円と目の玉が飛びでしまうようなものばかりだった。いつの日か、自分で作ったら、不必要な機能を省け、その分安く出来ると思い
、調べだした。知らないこと、分からないことばかりだったが、諦めの気持ちはなかった。
そこで、先ずは色んな機械を見ることだと思い、機械展を見に行った。サーボモーターの電気容量などが知りたくて、
係員の隙をみて、機械の下に潜り込んだりもした。展示しているのだから何処を見てもいい筈とマナーなど忘れていた。頭を突っ込み、
その頭を振り返らせないと見えないものもあった。係員に見つかってしまい、
何回か注意された。こんな時、あの手鏡が
有ったら、、、と、次回からは手鏡を持って来ることを決意した。(今だったら、カメラ付きケイタイで簡単だが、、、。)読み取った数値はブースから少し
離れたところで、すかさずメモをした。
展示を見終わった帰り道、集めたカタログ類はとても重く、ブースを回って疲れた体にはこたえた。
新宿駅に着き、中央線に乗ったときは俄然元気が蘇る。それは、駅の売店でワンカップの日本酒を買い、飲みながら、さっき、機械展で
貰ってきたカタログがゆっくり見れるからだ。これは私にとって、とても充実した時間なのだ。
その後、4〜5年ほどしただろうか、NC工作機械は完成した。出来たといえども、主軸機械は既成品の流用、そして数値制御の
コンピューター部分はFANUCのものだ。それではこの私は何をしたかと言うと、XYテーブルを作り、サーボモーターなど
を組み込み、制御装置と連動させるなど、システムアップをしただけだ。この機械は現役で今日も活躍している。完成させてから、
もうかれこれ十数年たっている。2号機も作ってみたいと思っている。当時集めたカタログ類はいまだに保管されているものもある。楽器に関する資料より、はるかに
機械製作に関するものの方が多い。何かやろうとする時、先ずは強い意思(決意)を持つことが大事、とある大先生から聞いたことがある。
そうすると、かなりのことが何とかなるようだ。それと、ここでお話したい事は、色々な機械、部品などのカタログ、資料を集め、時間のある時に引っ張り出し、見て、
知識をうんと広めることだね。知識を持てば持つほど、未来が明るく、広く、楽しいものになると思うよ。
このおじさん(自分)は、技術畑の先輩たちが何をしてきたか、どんな生き方をしてきたか、とても興味を持ってきた。
技術の継承は、同質の集団を脱し、世代を超えた交わりが無いと難しいのではないだろうか。
先輩たちの生き様を知ることは、君達の今後の生き方にとても役立つとおじさんは考える。これは何百万年も続いた
人間の生き方そのものなのだ。
燃えよ!青少年諸君!
流されるな!燃える(初)老クラフトマン N.Hayashi
(2005-05/01) (05-05/08一部加筆)(05-05/13一部加筆)(05-07/02一部加筆)(05-11/11一部訂正)(05-12/18一部加筆、訂正)
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GUITAR用トレモロ、ベンダー、ファインチューナー、ブリッジ “ SPIRIT ”テールピース 開発過程の記録
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点滅
★ FOR GUITAR ★ ★ FOR BASS ★
●CONCEPT OF GUITAR TAILPIECE,TREMOLO ●
FOR 6 STRING〜7 STRING GUITAR
基本概念
●創造性、進展性があること。
●6弦,7弦のPARTSの互換性
●高性能、高操作性
●耐久性、( 金属材料、ベアリングなどの選定)
●メカニックな機能美、( 美しい形態 )
●高生産性、( 製作方法に特殊性が無く、一般的で保守も容易であること )
●発展性、( 将来考えられる多弦化への発展性が設計上容易であること )
●目標● 考えられる最高のもの。?
IMAGE SKETCH
構想を練る過程ではSKETCH、細かい数値や、正確さが欲しい時、
構想が確定した時はCADを使用しています。途中過程では雑念も入り余計な落書きもあります。
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★さあー、またスタートだー!。
こんな歯車が手に入った。うまく行くといいが、、、。
今回は大小のギヤを使い、その比の違いを利用して、
少しの運動量で作動させようという狙いだ。(画像掲載2005-05/05)
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